男子100㎏超級
2011年講道館杯優勝してる七戸龍(九州電力)は3回戦で流血しながらも香川大吾(東海大3年)に敗れる。
この階級、注目は暴走王・小川直也の息子小川雄勢(明治大3年)。
3回戦ではグランドスラムで2度の優勝している高橋和彦(新日鐵住金)に1本勝ち!!
高橋和彦も小川の成長に笑うしかない…。
決勝はその小川と今大会、ここまですべて1本勝ちをしている上川大樹(京葉ガス)。
上川はこの大会3度目の優勝を目指す。
明治大学の先輩後輩の関係でもある2人。
なかなかいい組手が組めずに苦戦してるように見えた小川だが…
自分の組手をがっちり取り上川ちょっと油断したのか?
小川が組手不十分ながらも…豪快な大内刈り!!
大木が倒れるような見事な1本勝ち!!
これは驚いた!
小川雄勢、講道館杯初優勝!!
父親の小川直也は平成7年にこの講道館杯で優勝してる。
頭ポリポリ…。
3位には佐藤和哉(日本大4年)と上田轄麻(新日鐵住金)。
女子63㎏級は田代未来(コマツ)と土井雅子(環太平洋大4年)の対戦。
リオオリンピックに出場した田代を土井が(GS戦での小外透かし?で技あり)破る波乱!
土井は1回戦で昨年度覇者の能智亜衣美(筑波大4年)も破っての優勝。
3位には大住有加(JR東日本)と鍋倉那美(三井住友海上火災保険)。
このクラス、世界選手権には派遣なしというなかなか注目度もない階級。
もっと盛り上がって欲しいな…。
後で気が付いたんだけどテレビ東京の鷲見玲奈アナウンサーが来てた!!
どおりで可愛いオーラを放ってる人いるな…と思った。
大会後、親子インタビューを受ける小川直也、雄勢。
やっぱり照れくさいのか?
雄勢はコメントが終わるとそそくさと離れてしまう…。
父、直也は苦笑…。
会見終了後には一緒に写真撮ってくれた雄勢選手。
伸びしろしかない新王者。
まだまだ将来が楽しみだな~。
日本最高峰に近い柔道が間近で見れる講道館杯。
ただ一般の人間は朝から並んでもいい席で見れないのが毎度悩みの種。
この問題は何とかして欲しいな~。
(この項、終わり)