第9試合 時間無制限1本勝負
G1CLIMAX 28 優勝決定戦
棚橋弘至[Aブロック1位] 対 飯伏幸太[Bブロック1位]
飯伏幸太、初のG1優勝戦の舞台へ!
リングには盟友ケニー・オメガ!!
対して何度もこの決勝の舞台に立ってる棚橋は友達がいないと比喩されてるが…
おお!ロープをあげているのは柴田勝頼!!
ちょっとウルッと来ちゃってるじゃん…。
こんなの見たら試合前からこっちまで…
すぐに気持ちを入れ替えポーズを取る棚橋。
柴田もまたこのG1の決勝の舞台に上がれない1人。
怪我をしてしまいお客さんのいるリングに上がることもなかなかない柴田がこの大舞台で…軽く号泣してしまった…。
さあ、いよいよ試合開始!
会場人気はやや棚橋の方が大きいか?
ここぞの大一番で見せる棚橋のテキサスクローバーホールド!!
ロープを挟んでのドラゴンスクリューからのリング下へのコーナーからハイフライフロー!
飯伏もこの後、スワンダイブ式にラ・ケブラーダでお返し。
棚橋の張り手に飯伏がキレかかるが…
棚橋の圧力に攻めてる飯伏が後づさり…
棚橋はハイフライフローで勝負をかけるがかわされて…
飯伏がその場飛びのムーンサルトニー!!
そしてスワンダイブ式のジャーマン!!
シットダウン式のライガーボム!!
最後はカミゴェで…
というところで棚橋がネックスクリュー2連発!
そしてドラゴン・スープレックスでうつぶせにしといて…
ハイフライフロー!
正調ハイフライを狙うも飯伏立ち上がり…反撃!の間を与えずハイフライフロー!
そして最後は…
G1CLIMAX 28 優勝決定戦
○棚橋弘至[Aブロック1位](35分 ハイフライフローで片エビ固め)飯伏幸太[Bブロック1位]☓
棚橋が3年ぶり3度目のG1制覇!
リングでは柴田が棚橋を肩車…王者ケニーは飯伏の元に駆け寄る…
敗者飯伏の元に棚橋が…
何かを語りかけるが飯伏は握手することなくリングを降りる。
うん、それでいい!!
棚橋には初代G1優勝者蝶野正洋から優勝旗が渡される。
棚橋はこの優勝で「新日本のリングで生き残った。東京ドーム、その先まで俺がまだまだ引っ張って行く!!」と力強く宣言。
あれだけの試合をしてもなおまだエアギターで声援にこたえる棚橋。
もう許してあげて…
そして締めは「逸材完全復活!日本武道館の皆さん、愛してま~す!」
前の優勝の時は優勝旗を振り回して折ってしまったが…今回は大丈夫。
ああ、棚橋がこういう大会で優勝すると会場の安心感というか平和な雰囲気に包まれる。
あんな凄い闘いの後に…闘いは選手がリングの上だけ。
なんだか素晴らしい空間!!
そしてほとんどの観客が棚橋が完全にはけるまで暖かく見守っている。
プロレスってやっぱり最高だわ…。
初めてのG1クライマックス武道館での決勝戦。
オイラ的にもG1で味わった最高の至福の空間。
素晴らしかった!!ごっさんした!
(この項、終わり)