11月10日(日)千葉ポートアリーナで行われた「平成25年度講道館杯 全日本柔道体重別選手権大会 2日目」を見に行く。
この大会なんやかんやで試合開始前に入場入りするのが初めて!?
なので最前列の席ゲット!!
日本屈指のトップアスリートの全体練習を見れるのは圧巻!!
年々、試合のルールが変わる柔道という競技。
今年は特に試合は延長が時間無制限のゴールデンスコア形式。
押さえ込み1本が20秒、技有りが15、有効は10秒。
指導は3つ目まではポイントとならず4つ目で反則負けになるんだとか。
分かりやすいようで分かりづらい…。
熱戦に次ぐ熱戦で担架で運ばれる選手も…
今年のコマツ新人賞は48kg級 仲田奈央(東松山市立北中学校3年)、52kg級 山本玲奈(沖学園高校2年)、57kg級 月野珠里(大成高校3年)、63kg級 鍋倉那美(大成高校1年)、70kg級 永瀬貴子(沖学園高校2年)、78kg級 浜未悠(淑徳高校1年)、78kg超級 岡 史生(敬愛高校3年)
初々しくいいいな~。
女子48キロ級は鹿屋体大柔友会の森崎由理江。
開始30秒で遠藤に有効を取られたが締め技で逆転勝ち。
2位の遠藤は手首を痛め表彰式に出られなかった。
3位の近藤亜美はインター杯で優勝しこの後12月のグランドスラム東京ではなんと優勝!!
可愛いし今後の活躍が期待できる選手!!
女子52キロ級はロンドンオリンピックにも出場した中村美里(三井住友海上)が志々目愛(帝京大学2年)を指導3つの優勢で下し貫禄の優勝。
3位には垣田恵利(兵庫県警察)と五味奈津実(JR東日本女子柔道部)。
3位には垣田恵利(兵庫県警察)と五味奈津実(JR東日本女子柔道部)。
男子90キロ級は前年度覇者の加藤博剛(千葉県警)が圧倒的な強さ!!
準決勝では釘丸をアームロックで1本勝ち!!
決勝は加藤対ベイカー茉秋(東海大学1年)。
![イメージ 10]()
ベイカーは負傷を押しての出場で1回戦からヒヤヒヤした勝ち上がりだが何とか決勝までコマを進めた。
が、この大会最強の加藤が残り25秒、綺麗過ぎる送り足払いで1本勝ち!!
ほんと強い!!なのに世界ではなぜ…?
3位は西山大希(新日鐵住金)と菅原健志(パーク24)。
男子100キロ級は増渕樹(旭化成)が21秒で高橋 良介(明治大学4年)に内股で1本勝ち!!
3位齋藤俊(新日鐵住金)は乙津瑞希(東芝プラントシステム)。
3位齋藤俊(新日鐵住金)は乙津瑞希(東芝プラントシステム)。
オイラ的注目の階級が女子57キロ。
以前、イケメン女子柔道家として話題になってた出口クリスタ(松商学園高校3年)がなかなか強くなっててビックリ。
こんなに1本取れる選手になるとは…
準決勝ではロンドンオリンピック金メダリスト松本薫(フォーリーフジャパン)がその出口を下した石川慈(コマツ)と対戦。
2年前の講道館杯では松本が石川に合わせ技で1本勝ちしている。
接戦が期待されたが…
さすが金メダリスト!!袖釣込腰37秒で松本が1本勝ち!!
1試合1試合終わるごとに笑顔を見せた松本。
が、試合前には野生の表情が戻って行く。
決勝は長年のライバル宇菜絵(コマツ)との対戦。
宇も昨年、松本に勝ったりしているが…結果は松本に指導2つ取られ松本が優勢勝ち!!
出口クリスタは石川慈と共に3位。
彼…彼女の伸びシロがまだあるとすればまだまだ伸びるかも知れない…。
松本は8月の実業団では玉置桃に敗れて3位だったがビッグタイトルでサクッと金を取れるのはさすが。
男子100キロ超級はまるで怪獣同士のぶつかり合い。
ちょっと場外での投げ合いになると機械が壊れそう…。
恒例の審判揉め…
男子100キロ超級は上川大樹(京葉ガス)が百瀬優(旭化成)を指導1つの差で下し優勝。
3位には岩尾敬太(京葉ガス)、原沢久喜(日本大学3年)。
3位には岩尾敬太(京葉ガス)、原沢久喜(日本大学3年)。
今大会最後の階級女子62キロ級は嶺井美穂(桐蔭学園高校1年)が決勝に進み片桐夏海(コマツ)と対戦。
有効2つ奪いこのまま行くか…と思ったが
ベテラン片桐が大外からの小内刈りで意地の逆転1本勝ち!!
嶺井、初のシニアタイトル奪取ならず…。
でもインタビューは嶺井の方が多く受けてた。
彼女も今後期待の一人になるんだろうな~。
3位は田代未来(コマツ)と大住有加(JR東日本女子柔道部)。
各階級、ベテランと若手、ライバル同士が切磋琢磨してレベルを上げて行く講道館杯。
毎年、千葉で見れるのはホント、有難い!!